2009 年 6 月 のアーカイブ

第19回HGCSG総会report

2009 年 6 月 21 日 日曜日

 

2009619日、ホテルニューオータニ札幌にて第19回北海道消化器癌化学療法研究会 学術講演会・総会を、サノファ・アベンティス株式会社の共催にて開催いたしました

特別講演では、国立がんセンター がん対策情報センターより、石倉聡先生をお招きし、「食道がんの化学放射線療法~治療成績改善へのチャレンジ~」とのテーマでご講演いただきました。

Stage IIIII(nonT4)の食道がんの治療について、JCOG studyの歴史とともに、手術単独から術後化学療法、そして術前化学療法への治療の変遷を、各studyに対する様々な視点からの検討を交えて解説していただきました。また、Stage Iを含め化学放射線療法が手術の代替療法となりつつある現状で、治療成績を改善するための、split(放射線照射休止期間)の廃止、多門照射・照射野の再検討、線量の変更、といった試みについて、変更前後での国立がんセンター東病院での治療成績を提示していただきながら解説していただきました。また、化学放射線療法単独でCR inしなかった症例に対するsalvage手術が治療成績改善には重要であり、外科・放射線科・内科の三科が高いレベルで集学的な治療を行うことが食道癌の治療における最大のポイントであるとのtake home messageをいただきました。

 

HGCSG事務局報告では、結城より、

HGCSG0801(Bevacizumabレトロ)、HGCSG0302(IRIS)学会報告実績

②試験の登録状況

ASCO2009 report

 ※詳細は会員専用ページでご覧いただけます

④今後の予定

につき報告をいたしました。

今回は、石倉先生をお招きした講演会ということもあり、内科医のみならず、他施設の外科、放射線科の諸先生にも多数御参加いただき、活発な討論が行われました。

 

HGCSG educational seminar 2009 #1

2009 年 6 月 21 日 日曜日

 

 

 200965日に、第1HGCSG educational seminarを開催いたしました(共催:中外製薬株式会社)

 第1回目のテーマは、「大腸癌肝転移の治療方針」で、大腸癌肝転移症例の外科的切除の適応・時期を含めた初回治療・術後化学療法につき、前半は症例検討方式で、後半は大腸癌肝転移に関するreviewを講演形式で行いました。

若手を中心に、道内の各施設からの多数の御参加をいただき、長時間にわたるseminarとなりましたが、エビデンスと実診療の距離を縮めて、治療方針を共有することで、がん治療の均てん化をはかるというseminarの目的に沿い、今後、2回目以降のseminarも開催を予定しています。